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すごいスーパー紀伊国屋


紀伊国屋てすごいスーパーですね。
紀伊国屋について理解すればするほど、楽しくかつ賢く紀伊国屋で買い物できるようになります。
みなさんも、これ読んで紀伊国屋のすごさを実感しつつ、買い物楽しんで下さい。
（まるで、紀伊国屋の回し者だな、オレ）


・値段はべらぼうに高い。
ものはいいけど、他のスーパーで１５０円くらいの野菜が３００円はする。
でも、ものはいいよ。野菜もはずれがない。味もいいと思います。
それから京ナスとか、海外の野菜（パースニプスなんかもある）とか、普通のスーパーでは手にはいらん
ものがある。

以前おじさんが食品メーカーにいた時に、多少紀伊国屋と取引があって商談をしたことがあるけれども、
確かに品質に対するこだわりはすごいです。いいものを売っているのはまちがいない。保証します。

・お菓子はアメリカ製のものなどが中心です。
ポテトチップスやチョコレートなどは輸入品のフレーバーは日本人好みではないので、いまいち。
国産品がほしいけど売ってない。ポテトチップスはカルビーのが欲しいんだけど。
（余談ですが、カルビーのポテトチップスはものはいいですよ）

・1000円のフレッシュオレンジジュース
１リットル　1000円の絞りたてオレンジジュースがある。1000円です！。1000円。
絞りたておいしいけどねー、1000円。
１リットル絞るのに、オレンジ５，６個はつぶすから、それぐらいしてもおかしくないけどね。

おじさんが食品メーカーにいた時代、フルーツジュースの輸入販売を企画したことがあります。
その経験からいうと、この味は1000円ださないと手に入らない。確かに。

でも、おどろくのは、いつ行っても昼には売り切れなんだよねー。誰がそんなに買うんだろ。
すごいなー紀伊国屋に来る人は

・５００万円のツアーパンフレット
置いてあるパッケージツアーのパンフを見ると、そこらのツアーとは大違い。
南極でバーベキュー５００万円とか、そんな感じ。

・店員は英語で応対できる。
当たり前か天下の紀伊国屋ですから
外国人客多いからね。


しかし、そんなことで驚いていては紀伊国屋は理解できない。


・買ったものを駐車場まで運んでくれる
そこまでサービスしてくれなくてもいいけどね。そのサービス分安くしてくれた方が庶民のおじさんには
ありがたいけど、これが紀伊国屋の紀伊国屋たる所以だからね。


・買い物に来る人は、ちゃんと毛皮のコートを着てきたりします。
まちがってもジャージにサンダルで買い物にいってはいけません。ジャージで来る人はいません。
もちろんジャージやサンダルで来たからといってお店に入れてくれないとか、売ってくれないとかいう
ことはありませんが。逆に、ジャージでいっても安くなりませんけどね。


・こんなに高いのにわざわざ車で買いにくる人で、駐車場はいっぱいです
わざわざ、車で買いにくる人で駐車場がいっぱいです。いつ行ってもいっぱいです。
世の中お金持ちが多いんだなあ。
冷凍食品を買うと「ドライアイスをおつけいたしますが、お帰りは何分ですか」と聞かれます。
なんと、３０分は当たり前、１時間とか２時間とかいうお客様が少なくない！近所にスーパー
あるだろうに、わざわざ２時間かけて、こんなに高い紀伊国屋に買いに来る人って、なにもの。

ちなみに、ドライアイスは有料ですよ。

しかし、それだけでは紀伊国屋の隠れたすごさはまだまだ理解できません。

・青森のりんご農家支援
かなり前ですが、青森が台風にやられて、りんごが壊滅的なダメージを受けたことがありましたよね
この時、落下したりんごを集めて買い取り、リンゴジュースにして紀伊国屋が販売しました。
企業倫理がしっかりしてます。

・バイヤーが英字新聞を読んでいる
おじさんが食品メーカー時代に、紀伊国屋のバイヤーを訪問したときのこと。
英字新聞（なんだったかな）で海外の情報を収集していました。”この記事読みました？”
とかさりげなく言われて
”えっ、ええ”とか生返事したよなあ

大手メーカーの開発だって英字新聞読んでる人はいないでしょ。

・品質へのこだわり
もちろん品質へのこだわりはすごいですよ。添加物とかのチェックも。
おじさんが食品メーカー時代、ちょっとした高級なソースを採用してもらいました。

以下、おじさんの先輩から聞いた話です。

そのソースは、いわゆる殺菌用の食品添加物いっさいなしの天然もののソースだったのですが、
採用までのチェックはそれは厳しいものでした。
「本当に、添加物使用していないのね？」
「はい。天然の素材だけです。」（自信たっぷりと）

後日、そのソースからかびがでてしまって、全品回収という事態になってしまいましたが、
先輩「申し訳ございません。かびが一部製品から出てしまいました。回収させていただきます。」
紀伊国屋「うーん。本当に添加物使ってなかったんだね。感心しました。」
感心しましたと言われたかどうかははっきりわかりませんが、怒られたというより感心されたそうです。


しかし、それでもまだ紀伊国屋は語りつくせません。

・庶民専用の隠し入り口
紀伊国屋はただの高級スーパーではありません。
庶民専用の入り口があることをを知っていますか。たぶんほとんどいないでしょう。
この事実を知ったらあなたはきっと紀伊国屋を別の目で見ると思います。


ここまで、知ればかなり紀伊国屋の買い物を楽しめるでしょう。

最後に見え張ると悲しい結末について。
幼稚園のお迎え帰りのお母さんがたが、3，4人。紀伊国屋の前を通りかかりました。
そのうちの一人が、「私、いつも紀伊国屋で買い物しているので、ではここでー」と言って
別れて、紀伊国屋に入っていきました。しかし買い物カートの前でうろうろ。
紀伊国屋の買い物カートてちょっと独特（なルールがある）んだよね。
あらら、いっつも買い物している割には、まごまごしてんじゃない。
あんまり見え張ると、高い買い物になっちゃいますよー


それから、たまたま通りかかった若いカップル。何を買いにきたのか、べったりくっつきながら
店内うろうろ。商品を手にとっては値段を見て棚に戻す、の繰り返し。
高すぎますよね。

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