パソコン活用研究万葉の里(お笑い文学、万葉集)

 

3人3様(おまけ編)

似たような遺伝子を受け継いでいるのに、兄弟3人とも見事に性格が違う。
この違いは見事である。

(1) だいたい、2、3歳ごろまでは、親が子供の手をつないで歩くものだが、
長男  「てってするよ」というと、素直に手をつないだ。だいたい長男は言われた通りにする性格だった。
     自分が嫌だなと思うことも、命令されると、しぶしぶやる質。そのかわり、自分がああしたい、こうしたい
     という自主性がもうひとつだった。

次男  手をつなごうとしても、無理に振りほどいて、自分の行きたい方向に勝手に行ってしまった。
     ともかく、束縛されることをいやがった。極端な話、一度も親と手をつながなかった。
     親がどこにいようが関係無く、自分の行きたい方向に勝手にいく質。
     目的地に連れていくのが大変だった。気にいらないことだと命令されても、「このじじい」
     だの「ばかやろお」だの悪態をついて、絶対やらない。叱られても、絶対言うことを聞かない性格

三男  「てって」と言うとだいたい、素直に手をつなぐが、何か興味あるものに出会うと、無理矢理ふりほどいて
     どっかに行ってしまう。比較的、自己主張するが叱られると言うことを聞く。

(2) 小さいうちは、風呂で頭を洗う時、シャンプーハットをかぶらせたが、
長男 これかぶろうね、と言ったら、最初から何の抵抗もなく、素直にかぶった。

次男 「いやだいやだ」と抵抗しまくり、ついに一度もシャンプーハットをかぶらなかった。従って、頭を洗うたび
    おお泣きした。これをかぶれば、お湯が顔にかからないよ、と言っても頑として、受け入れなかった。

三男 最初の4、5回は嫌がって抵抗したが、そのうち観念してかぶるようになった。

(3) 長男と次男の違い
三男がおしっこをもらして、お母さんにトイレに閉じ込められた。三男が「お母さん出してよー」
「おにいちゃん助けてよー」と叫んでいる時、
長男 お母さんが怖いので、三男が助けを求めても、知らん顔している。逆にドアを押さえて三男が
    出てこれないようにしている。

次男 「よし、助けてやる」と言ってトイレに一緒に入って、おしりを拭いてあげたりする。

いっつもそうなので、感心してしまうが、万事ここらへんの対応の仕方は長男と次男は見事に違う
天晴れなほど。
おそらく、三男はちょっと次男に近い。兄が叱られていると、そんなに怒るなよ、と抗議しに来る。


いやあ、ほんと性格違うよー。

TopPage